コロナ明けの日本はどうなっているのか?

COVID-19をどう攻略できるのか?またその具体的な時期の予想は難しいでしょう。個人的な意見としては、COVID-19を攻略できた暁には、ビフォーコロナの時期のようにグローバルの利便性を謳歌し、世界中の人々でビジネスや観光、プライベートな人のつながりを共有するように戻ると考えています。

これにも上記に述べた「歴史の再現性」という観点で見た合理性があります。株式市場は暴落と急騰を繰り返しながら右肩上がりに上がっていきます。これは市場が短期思考だからであり、その市場はひとりひとりの人間の思考が形成していることからもそういえます。人は本質的に短期思考なのです。だからこそ、前と同じ世界に戻ると考えるのです。

グローバルというのは便利です。各国が鎖国をして自国ですべてを賄う時代は不便であり、コスト高で、誰もそんなことは望んでいません。COVID-19が過ぎ去った後は誰もがグローバルの利便性を再び享受することを望み、便利で豊かな時代に戻りたいと願うでしょう。いつ来るかわからない次なるウイルスのパンデミックを恐れ、長期的に反グローバリゼーション戦略を取って不便な生活をしたい人などいないのです。

つまり、COVID-19を乗り越えた後に待っている世界というのは、またビフォーコロナのような元のものだろうと筆者は考えています。

長期的に筆者は、人類はウイルスのパンデミックを攻略し、また元の便利な生活が戻ってくると確信しています。そう考え、いつかこの漆黒の闇が明けるのを希望を持って待ち続けたいと思います。

【参考】
(※1)「激増中「コロナ鬱」を避けるための5つの予防法」PRESIDENT Online

高級フルーツギフトショップ「水菓子 肥後庵」代表 黒坂 岳央