「給食のように栄養バランスが偏らないようにメニューを考えるのも大変。自分も仕事をしながらだし、お昼休憩のときに家族全員分の食事を作って、さらに食費がかさむなんてしんどすぎる」と話していました。

家族全員に3食分用意するというプレッシャーと、食費負担の増大という二重の辛さをストレスに感じている人も多いのではないでしょうか。

テレワークをするためにお金がかかった

「在宅勤務になって体の負担は減ったけれど、経済的な負担は大きかった」と嘆くのは、旅行会社に勤めるCさん。

「テレワークになると聞いて慌ててネット環境とPCを準備した。家ではSNSをするくらいだったのでiPadとスマホで十分。だからPCを持っていなかった。それにコンセントに挿すだけで使えるタイプのWi-Fiを使っていたけれど、安定した通信のために急いで有線LANの回線開通工事を予約。PCの購入費用も考えると、ざっと20万円はかかったのでは」と言います。

Cさんの会社はテレワークへの移行が比較的早かったことから「PC購入と回線工事はスムーズだった。でも、PCも中国製が多いから、後輩は品切れと言われてかなり待たされていた」とのこと。テレワークになって、環境を整えるのにお金がかかったという人は少なくないようです。

疲れがピークになり出費が増えた

看護師をしているDさん。「私は直接コロナの影響を受ける科ではないけれど、内科勤務の同僚は『毎日ヘトヘトになって帰るから、ごはんを作る気力もなくコンビニ弁当。甘いものが欲しいからアイス、ちょっと1杯飲んで寝ようと思うから缶チューハイと、結局コンビニで毎日1200円くらい買い物してしまっている』と聞いた」と言います。