会話の時間が夫婦の絆を深める?

先述した明治安田生命のアンケートでは、夫婦円満の秘訣として「よく会話をする」が夫・妻側ともにトップを占め、全体でも66.4%が会話を重視しているそうです。「夫婦円満」と回答したグループの平日の会話時間が平均121分であるのに対し、「円満でない」と回答したグループは平均39分と、大きな差が出ているのも特徴です。

「我が家は夫婦で仕事を営んでいるので、必然的に会話量も多くなりますね。子供のことも話しますが、最近は好きなゲームのことで盛り上がることのほうが多いかもしれません。夫婦仲はとてもいいですよ」(38歳・Yさん)
「私はワンオペ育児。夫は帰ってきても疲れていてすぐ寝てしまい、ほとんど会話はありません。正直、離婚を考えることもあります…」(34歳・Sさん)

「夫とは年齢や趣味が全く違いますが、お互いの好みについてよく話をしています。へんなものを買ってくることもありますが、好きなことは理解しているので、今のところ黙って認めていますね」(29歳・Kさん)

会話は夫婦間のギャップを埋める手立てとしても重要だといえるのではないでしょうか。会話の次に重視されていることは「感謝の気持ちを忘れない」「相手を尊重・信頼する」と続きますが、どれも会話が必要不可欠なファクターですよね。