もし上司から1日の成果報告をするよう求められなくても、日報や週報のようにやったことや成果物を報告することも上司からの信頼を得るポイントかもしれません。

Aさんも「簡単でもいいから報告をしてくれるとヤキモキしなくてすむし、メールが飛んでいるのを見ると安心するので、普段からそうだけれど、CCに必ず上司である自分を入れてくれる人は評価しやすい」と教えてくれました。

不自然なまでにレスポンスが遅い

IT企業に勤めるBさんは、社内で仕事をしているときよりもテレワークのほうが、相手のレスポンスの遅さが気になると言います。

「うちはメールのほかにチャットも利用しているけれど、チャットのやりとりがすぐに返って来ないとイライラしてしまう。社内だったら席まで行ってちょっと聞けるようなことでも、チャットして尋ねなければならない。その返事が来ないと進められない仕事がどんどん積み上がっていく。終わらないタスクがどんどん増えていって、返事を待つしかない状況に追い詰められる」と嘆きます。

Bさんが気になるのは、チャットの機能の一つとしてその人のステータスが表示されるから。離席中の表示になっていたり、応答不可になっている時間があまりに長いとイライラするのだと言います。

「レスポンスは早めに欲しいし、即答できないことであってもスルーしないで、一言でもいいから返事ができるタイミングを教えてほしい。そうするとこちらも仕事のやり方を調整できる。ランチのためにお昼休憩を取るのは与えられた権利だから当然問題ないけれど、テレワークだとお互いにいつがランチ時間なのかわからなくて…。ランチの時間はスケジューラーに入れておいてもらえると、こちらも返事をもらえなくて当然と割り切ることができる」と話していました。