「配偶者」で男女の差が大きく開いている点や、女性側が若いほど「夫」に介護してもらいたいと思う点などは、なるほど、と頷ける気がしますね。

また「子の配偶者」の割合が少なく、その10倍以上の人が「ヘルパーなど介護サービスの人」「子」を希望していることは、公的介護サービスの整備や“長男の妻”などへの意識の変化が進んでいる一つの表われかもしれません。

ちなみに厚生労働省などの資料によると、仕事を持ちながら介護を担う女性の割合は上昇しているものの、介護離職の割合や仕事と介護を両立させた場合の介護日数などは、女性の方が高い、という傾向があるようです。