年度が変わり、進級や進学をきっかけに子どもにスマートフォン(スマホ)を持たせることも少なくありません。また新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響で、学校が休校になっている子どもも少なくありません。スマホを触る機会は増加傾向にあります。

でもスマホによるトラブルも心配ですよね。中高生のSNSでのトラブルもありますが、実はフリマアプリでも注意しなければならないことがあります。中高生は大人が思っている以上にフリマを活用しているのです。

中高生のフリマアプリ経験者は4割以上

内閣府の「平成30年度(2018年度)青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、2018年時点で中学生の78.0%、高校生の99.4%が自分専用のスマホを所有していることがわかりました。

これだけの人がスマホを持っているのだから、やはりトラブルは心配になるでしょう。また㈱NTTドコモが「中高生のスマートフォン事情」をテーマとして、全国の13歳〜18歳までのスマホユーザー200人を対象に調査をしています。

フリマアプリの利用に関しては、4割以上が商品の購入の経験があることがわかりました。また約3人に1人がフリマアプリで商品を売ってお小遣いを稼いでいます。

フリマアプリ浸透の背景にはフリマアプリへの「参加のハードルの低さ」があります。基本的には親(親権者)の承諾があれば登録ができますし、登録作業自体もとても簡単です。加えてフリマアプリには見逃せない利用メリットもあるのです。