販売してはいけない物を売ってしまう
各フリマアプリでは出品禁止物や禁止行為が決められていますが、それを確認しないと出品してはいけない物を出してしまうこともあります。
例えば進学したときには、前の学校で使っていた制服などの不用品が発生します。しかしこれは出品禁止物です。禁止されている物を出品してしまうと削除の対象になりますし、何度も出品するとアカウント停止のペナルティーを受けることもあります。
万が一の時にどこに相談すればいいのか確認しておく
先ほども書いたように、フリマアプリではトラブルが起こる可能性はゼロではありません。万が一トラブルに巻き込まれた場合には、1人で悩んだりせずに事務局やサポートセンターに連絡をしましょう。
できるだけ詳しく状況を説明して、事務局からの指示を待つのが賢明です。むしろそのための事務局やサポートセンターだと思って、些細なことでも相談するように心がけましょう。
フリマアプリを禁止するのではなく「正しく使う」
中高生のフリアアプリの利用は、今後も増えていくと筆者は考えています。自分にとっての不用品がお金に換わるのだから、ちょっとしたお小遣い稼ぎの場として考える人も増え続けるでしょう。
そうなると親としてはトラブルが心配になりますが、禁止するのではなく正しく使うように教えることが大切ではないでしょうか。フリマアプリは正しく、適切に使えば生活のインフラになる可能性もあります。これを機会に、親子でフリアアプリについて話したり、実際に出品をしてみるのもいいかもしれませんね。
【参考】
「平成30年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」内閣府
「中高生のスマートフォン事情」NTTドコモ調べ
川崎 さちえ