2017年に内閣府が全国の 55 歳以上の男女3,000 人を対象に実施した「平成29年 高齢者の健康に関する調査」では、日常生活や介護・福祉などに関する事柄の聞き取りが実施されました。
そのなかの「介護が必要になった場合の介護を依頼したい人」に関する回答状況をごらんください。
男性の場合
- 配偶者・・・56.9%
- ヘルパーなど介護サービスの人・・・22.2%
- 子・・・12.2%
- 兄弟姉妹・・・2.0%
- 子の配偶者・・・0.5%
女性の場合
- ヘルパーなど介護サービスの人・・・39.5
- 子・・・31.7%
- 配偶者・・・19.3%
- 子の配偶者・・・3.0%
- 兄弟姉妹・・・1.5%
また調査結果によると、都市規模別や健康状態別の大差はみられなかったものの、
・「配偶者」を希望する人は、女性では年齢の低い層ほど高い
・「子」を希望する人は、男女とも年齢の高い層ほど高い
となっています。
「配偶者」で男女の差が大きく開いている点はなんとなく頷ける気もしますね。