新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響で「収入が減るかもしれない」という不安はどのご家庭にもあると思います。収入が減った時にできることは、支出の見直しです。家計の固定費の代表である「生命保険」も見直し対象の一つです。みんなどれくらい生命保険料を払っているのか?公益財団法人 生命保険文化センター「平成30年度生命保険に関する 全国実態調査 〈速報版〉」のデータをみてみましょう。
1. 全世帯の加入率は?
日本人は生命保険の加入率はどれくらいなのでしょう?公益財団法人 生命保険文化センター「平成30年度生命保険に関する 全国実態調査 〈速報版〉」には、今回の調査では、生命保険の世帯加入率は全生保で88.7%(前回89.2%)と、わずかではありがなら前回を下回っていることがわかります。10人のうち約9人はなんらかの保険に加入していることになります。
この調査は、いつ頃からどれくらいの頻度で行われているのでしょか?前出の資料に「昭和40年以来3年に1回の割合で行っているものである」とあります。過去の加入率は、平成6年には93.7%でしたが平成30年には88.7%になっており、24年間で5%下がっていることが分かります。