「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト、客数大幅減で既存店・全店の売上高がマイナス成長に(2020年3月)

注目小売店月次実績シリーズ

写真はイメージです

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイト(7421)の、2020年3月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年4月8日に更新されたカッパ・クリエイトの2020年3月既存店売上高は、対前年同月比76.9%。内訳は客数71.8%、客単価107.1%で、新型コロナウイルスの影響から客数が大幅に減少した結果、マイナス成長となりました。

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また、全店売上も76.3%とマイナス成長。既存店・全店ともにマイナス成長となりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。

既存店売上高は、今期マイナス成長となったのは7月(96.7%)と3月の2カ月のみ。客数は11カ月中6カ月がマイナスながら、客単価は全ての月がプラス。客単価で客数のマイナスをカバーして、売上高は堅調な推移を見せました。

また通期でも100.6%となり、3月の大幅な落ち込みはありましたがプラス成長は維持しています。

一方で全店売上高は、プラス成長とマイナス成長がいずれも6カ月となっています。客数のプラス月が5月と2月の2カ月に留まり、既存店以上に客数は苦戦したものの、客単価は全ての月がプラス。ただし通期では98.5%のマイナス成長となりました。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2018年半ばから、上限1,500円付近と下限1,300円付近の間でレンジ相場を形成していました。しかし2月からの株式市場全体の下落とともに、3月には1,024円まで下落し安値を更新。

いったんリバウンドし1,400円台を回復したものの再度下落し、現在は1,300円付近で取引されています。

新型コロナウイルスの影響により、3月は既存店・全店ともに売上高が大幅なマイナス成長となりました。4月からの2021年3月期は、新型コロナウイルスの影響をどの程度に留めることができるのか注目されます。

カッパ・クリエイトの過去1年の株価推移

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参考資料:売上報告(2019年度)

LIMO編集部

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。