くら寿司、新型コロナ直撃で既存店売上高の対前年同月比が84.5%に(2020年3月)

注目小売店月次実績シリーズ

写真はイメージです

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「くら寿司」を運営するくら寿司(2695)の、2020年3月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年4月6日に更新された、くら寿司の2020年3月既存店売上高は、対前年同月比84.5%でマイナス成長となりました。なお、速報時点では客数と客単価の内訳は開示されていません。

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全店売上高は89.7%と、既存店・全店ともにマイナス成長となりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は10月決算)。

既存店売上高は今期5カ月を経過し、プラス成長3カ月・マイナス成長2カ月となりました。2月は対前年同月比112.2%と前期含め最高数字になりました。しかし新型コロナウイルスの影響が本格化した3月は、84.5%と大きなマイナスになりました。

一方で全店売上高はこれまで4カ月プラス成長が継続しましたが、3月はマイナス成長に転じています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2019年8月の3,965円を底に上昇を開始し、2020年1月には高値5,880円に到達しました。その後は下落に転じ、2月からの株式市場全体の下落もあり3月17日には3,370円の安値に到達。

いったん反発しましたが再度下落して、4月6日に3,145円までの下落を見せ安値を更新しています。

今期は既存店・全店ともに売上堅調な推移を見せていましたが、3月は新型コロナウイルス問題が直撃する形となりました。4月以降の売上高について、どの程度のマイナス幅に留めることができるのかが今後注目されます。

くら寿司の過去1年の株価推移

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参考資料:月別推移

LIMO編集部

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。