マスクが底をつく不安…政府の増産発言で安心してしまった私のマスク購入体験記

初日、いきなり認識が甘過ぎたことを痛感

このドラッグストアの開店時間は午前10時。在宅勤務の筆者は、気合を入れて9時20分に店へ向かいました。すると、予想に反して店の前には誰もおらず、筆者が一番乗り。“まぁ、30分くらいの待ち時間は想定内”とスマホをいじりながら待っていたところ、開店10分前頃になって大勢ゾロゾロ集まり始めたのです。

“今頃並ぶなんて、マスクが欲しいという熱意が足りないな”とある種の優越感に浸っていた筆者でしたが、ゾロゾロ集まった人が皆、何か数字の書いてある黄色いカードを持っているのに気付きました。

“あのカードは何だろう?”と思いながら、主婦らしき中年女性に尋ねてみました。すると、「整理券ですよ。あなた、持っていないんですか!?」と勝ち誇ったように言われ、奈落の底に突き落とされた筆者は、自分の考えがとんでもなく甘かったことを痛感させられたのです。

イチローの背番号と同じ「51」のカードを握りしめていたその中年女性によると、開店1時間前に整理券を配布するとのこと。ただし、入荷がない時は当然ながら配布しない。つまり、筆者が一番乗りだと思って並んだ時刻には、既に整理券の配布が終わっていたということになります。恥ずかしながら、マスク購入の厳しさを改めて知ることになりました。

最後に、その中年女性は、精神的ショックで打ちひしがれている筆者に追い打ちをかけるように、「私は朝8時から並んだのに51番ですからね。51番じゃいいマスクは買えないかもしれない」と言い放ったのです。

結局、この日はマスクを入手することはできませんでしたが、整理券の配布状況を知るなど、今後どうすればいいかについて収穫もあったのでした。

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執筆者

国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。