ファミレス「サイゼリヤ」、新型コロナ直撃で対前年同月比78%の大幅なマイナス成長(2020年3月)

注目小売店月次実績シリーズ

写真はイメージです

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はファミリー向けイタリアンレストラン「サイゼリヤ」を運営するサイゼリヤ(7581)の2020年3月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年4月2日に更新されたサイゼリヤの2020年3月既存店売上高は、対前年同月比78.5%。内訳は客数77.6%、客単価101.2%で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響から客数が大幅に減少した結果、大幅なマイナス成長となりました。

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また全店売上高も78.4%で、既存店・全店ともに対前年同月比78%台の厳しい数字となりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は8月決算)。

既存店売上高は2月まで、プラス成長月3カ月・マイナス成長月3カ月という状態でした。3月のマイナス成長により、マイナス成長月が4カ月となります。

全店売上高も既存店同様、2月までプラス成長月とマイナス成長月が各3カ月でしたが、3月は大幅なマイナスとなりました。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の2019年の株価は、2,800円台を天井とする値動きが続きました。2020年1月も2,811円到達後に反落しています。そして2月の株式市場全体の急落を受け、3月13日には1,649円まで下落しました。その後いったん2,100円台を回復したものの再び下落し、2,000円割れの水準で取引されています。

前期の店舗スクラップアンドビルドにより今期は復調の兆しが見えましたが、新型コロナ問題で再度マイナス成長が続く可能性が高まっています。新型コロナの影響が長引きそうな中、残り5カ月の推移が注目されます。

サイゼリヤの過去1年の株価推移

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参考資料:サイゼリヤ月次報告(2020年8月期)

LIMO編集部

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LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。