また、一部を除く自動車株への売りが止まず、終値ベースでSUBARU(7270)が▲7%超安、いすゞ自動車(7202)が▲6%超安、日産自動車(7201)が▲5%超安の急落となり、マツダ(7261)、三菱自動車(7211)、ホンダ(7267)も大幅安となっています。SUBARU、日産自動車、マツダの3社は年初来安値更新です。

その他では、航空機利用客の激減が不可避となったことで、日本航空(9201)が▲6%安に迫る急落、ANAホールディングス(9202)が▲7%安に迫る急落で、揃って年初来安値を更新したのが目を引きました。

なお、任天堂(7974)は小幅安となり12日ぶりに下落して引けています。

一方、ニーズが急拡大する人工心肺の増産を公表したテルモ(4543)が堅調に推移しました。また、自社株買いを発表したヤマダ電機(9831)が一時+17%高に迫る大爆騰となり、終値も+12%超高の爆騰となっています。

その他では、ソニー(6758)や富士通(6702)などハイテク株の一角が買い戻されましたが、限定的な値動きに留まりました。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が一時▲7%安の急落となり、大幅安となった終値では4日続落となりました。一方、クラウドワークス(3900)はストップ高まで買われています。

葛西 裕一