自転車の「“ヒヤリハット”体験」は7割以上!
2020年4月1日より、東京都内でも、自転車に乗る場合に「自転車保険(自転車損害賠償保険等)への加入」が義務化されました。
これに先立ち、LINE Financial㈱と損害保険ジャパン日本興亜㈱が、都内在住の15歳〜49歳の男女を対象として実施した「自転車保険に関する意識調査(※2)」の結果をみてみましょう。
- 自転車を週1日以上利用する人は69.9%
- 自転車に乗っていて「事故に遭いそうになった経験がある」人は72.2%
- そのうち90.2%が賠償など大きな事故に繋がる可能性のある事故と判明
「事故に遭いそうになった経験がある」と回答した人によると、車両や自転車、通行人と接触しそうになったケースや、看板や建築物に接触しそうになったケースなど、大きな事故や加害事故につながる危険性があったことが判明しています。
一方、東京都で自転車保険への加入義務化が実施される件について、48.7%が「知らない」と回答。
義務化を知っている人の中でも、「個人賠償責任保険」の内容など、自転車保険を理解できている人は61.8%。また、現段階での自転車保険の加入状況についても43.4%にとどまりました。
さらに、義務化に伴う保険加入の意向を聞いたところ、「加入する」が58.8%、「加入しない」が41.2%という結果に。義務化されても約4割の人が「自転車保険に加入する意思がない」という結果だったのです。