老後資金を考える上で重要になってくる支出の1つが、「医療・介護費」ではないでしょうか。年を取れば、病気になってしまう可能性が高まります。
金融庁の「老後2,000万円」問題で、老後資金をどうすれば良いのか不安に思った方も多いと思います。生活費や住居費などは予測できる部分もあると思いますが、「医療・介護費」は人それぞれ。老後資金の不安をさらに強めているのは「医療費」「介護費」といっても過言ではないでしょう。ここではその「医療費」について、年齢別にどれくらいかかるものなのか見ていきます。
生涯医療費はどれくらい?
厚生労働省の「医療保険に関する基礎資料」によると、生涯医療費(2017年度)は以下の通りです。