たまらず「治りきってないのに外で遊ばせるから、体調不良のスパイラルから抜けられないんじゃない?」と勇気を出して伝えてみましたが、「でも、熱もないしねー」と気にとめる様子はありません。

早退のお迎えばっかりで仕事が進まない、と悩みを打ち明けられたこともありましたが、正直「自分のせいでしょ」と思ってしまいました──

熱が下がったとたん「外に行きたい!」と子どもに言われるのも、ママにとってはあるあるですよね。でもそこは一旦グッと我慢させて、家の中でも元気いっぱい遊べるようになってからがベターなのではないでしょうか。

子どもをよく見て、時にはスローダウン

子どもは、具合の悪さを自覚したり、調子が悪いことを言葉でうまく伝えることができません。結局、普段から子どもを見ている親の“感覚”に頼ることが多くなります。

「うちの子は熱に弱いから、この体温じゃまだムリだろう」「顔色がいつもと同じになった。そろそろ外へ行かせてもいいかな…」。子どもの体調変化の特徴や、普段とのギャップが重要な判断材料です。

同時に、 大人の都合に合わせることが多すぎないように、気をつけてあげるのも大切なのではないでしょうか。大人は忙しい社会のペースに合わせていかざるを得ませんが、それができないのが子どもです。体調を崩しているときにはなおの事、子どもの回復するペースを守ってあげたいですね。

川西 まあさ