ケース2:体調不良のスパイラルから脱出できない姉妹

K子さんも、子どもが体調不良のときの友人の対応ぶりが気がかりだと言います。

──友人には保育園に通う3歳違いの姉妹がいて、いつも交互に熱を出したり体調不良を繰り返しているそうなんです。友人も正社員として仕事に就いたばかりだし、それは大変そうだなぁと思っていました。

ある週末、その友人の家で我が家の子どもも一緒に遊ばせてもらうことになっていたのですが、当日の朝に“おねえちゃんが熱出しちゃって…”と連絡が。また別の日に遊ぼうねと返事をして、約束は次回に持ち越しとなりました。

翌日、“昨日はごめんね”というメールとともに、今度は妹の方が熱を出したとの連絡が。いつも看病ばかりのイメージだったので、“無理しないようにね”と返事をしました。

でもそのメールの翌日、近所の公園でその友人親子とばったり遭遇したんです。驚いて思わず「えっ!?」と言ってしまった私。友人は「今朝は平熱近くまで下がってたから〜」と平然と言いました。

子どもの様子を見ると、昨日熱が出ていたという妹はベンチに座ったまま。お姉ちゃんのほうは妹よりは元気そうに見えましたが、砂場で砂をイジイジする程度で、元気に走りまわれるほどではない様子。