今年1月、42歳の滝川クリステルさんが第1子を出産。昨年には知花くららさんが37歳で、浜崎あゆみさんが41歳で出産――。

世は”高齢出産ブーム”だけれど…

こうした女性有名人による高齢出産のニュースが相次ぎ、ブログやインスタグラムで発信される幸せそうな笑顔に影響を受けてか、今や35歳を過ぎて出産することも異例ではないという考えを持つ人もいると言います。

実際、筆者の友人の中には「キャメロン・ディアスは47歳で産んでるし、私だってまだいけるよ」と特に焦っている様子もない30代後半・婚活中の女性もいます。

しかし、メディアやSNSは出産の喜ばしい側面だけを見せがちで、高齢出産の危険性はなかなか伝わりません。

医師の間には、最近の”高齢出産ブーム”とも言える状況に「正しい知識を得てほしい」と懸念する声もあるようです。それは、高齢出産のリスクを理解せず、楽観的に考えている女性が目に付くからだと言います。

今回は実際に高齢出産の女性がどれくらい増えているのか、またどんなリスクがあるのかを見ていきましょう。