海外に90日以上滞在するような人であれば、最初の90日間は自動付帯の保険を適用させて、それが切れたら利用付帯の保険を適用させるということも可能になりますね。上手に活用すれば、旅行保険料の節約にもつながるでしょう。

1枚目のカードの欠点をカバーできる

最後のポイントは、1枚目のカードの欠点を2枚目以降のカードでカバーすることができるという点です。

「節約のためにはクレジットカードの年会費は無料で」と賢くコストを抑えている方も多いと思います。でも、年会費無料であるがゆえにポイント還元率が十分でない、保険が付帯していない、優待がない…などの欠点も存在してしまうものです。

そこで、1枚目の欠点をカバーするような視点で2枚目以降のクレジットカードを選んでみてはいかがでしょうか。海外によく行くなら旅行保険を付帯しているカードを選ぶと良いですし、よく行くスーパーでポイント還元率がアップするカードがあるならば、そちらを2枚目として発行するという手もあります。

複数持ちをして、それぞれのカードで足りない部分をカバーし合い、受けられるメリットを広げていきましょう。

まとめ

本記事では、クレジットカードの複数持ちが最強な理由について解説してきました。それぞれ異なる国際ブランドのカードを持てば利用シーンも広がりますし、カードを増やせば付帯保険が手厚くなるという点も魅力的です。

さらに、1枚目のカードの欠点をカバーするつもりで2枚目以降のカードを選んでおくと、利便性とお得感がさらにアップすることでしょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。

【参考】「【クレジットカードに関する総合調査】2019年度版 調査結果レポート」(JCB)

タナカ チアキ