海外旅行の場合は外貨両替も手間になるので、クレジットカード決済を重宝している方も多いでしょう。事前に訪問する国や地域に合った国際ブランドを調べておくと安心ですね。

付帯保険の補償額や期間を合算できる場合も

2つ目のメリットは、カードの種類や条件を満たした場合には、複数のクレジットカードの付帯保険の補償額や期間を合算することができるという点です。

クレジットカードを選ぶとき、国内・海外旅行保険やショッピング保険などの付帯保険を重視するという方も多いのではないでしょうか。実は、クレジットカードの付帯保険の補償額や期間は、ほかのカードと合算することができる場合があるのです。

特に長期で海外に滞在する予定がある場合は、クレジットカード1枚分の旅行保険では補償金額に不安に感じたり、補償期間が足りないということがあるかと思います。

多くの場合、クレジットカードの付帯保険の補償期間は90日間なのですが、クレジットカードの付帯保険には「自動付帯」と「利用付帯」という2種類があります。

自動付帯は、クレジットカードを持っているだけで自動的に旅行開始日から補償対象期間がスタートになります。一方、利用付帯はカード利用条件を満たすことによって補償対象期間を得ることになります。

このカード利用条件はカードの種類によって様々なのですが、たとえば「日本出国後に、公共交通機関の利用代金を初めて当該カードでクレジット決済した」時点から、補償期間が始まるというものもあります。

つまり、この場合においては、付帯保険の適用開始日を自分でコントロールすることができるのです。