子供の医療費が無料のウチって貧乏!?

「近所の小児科でわりと仲の良いママ友親子と3週間連続で偶然会ったことがあって、待合室で私、『また会ったね~毎週病院来ちゃってるよ~。でも子供は何回お医者さんにかかっても医療費タダだから助かるよね~』なんて話してたんです。そしたら、そのママ友が帰り際に窓口で受診料を支払っているのを目撃してしまって…。

実は私が住んでいる地域の小児医療費助成は所得制限があるので、年収が一定以上ある世帯は医療費の助成を受けることができないんです。つまり、ママ友のおうちは我が家より明らかに年収が高いということなんですよね。あの時彼女はどんな気持ちで私の話を聞いていたのだろう…と恥ずかしくなりました」

家計にとっては有難いことこの上ない各種の給付金。2019年10月から内閣府がスタートした「幼児教育・保育の無償化」により、以前よりも所得制限の壁を感じることは少なくなったものの、医療費に関する給付金については地域によって所得制限が設けられていることが少なくありません。「給付金がもらえるということはつまり…」と考えると、なんだか複雑な気分になりますが、これらの給付金がギリギリもらえずに不満を感じているという方もいるようなので、ここはひとつラッキーだと思って割り切っていきましょう。