今年シャツを選ぶなら、ちょっとアウター感覚で羽織りたい気分です。ちょうど今なら、パーカーをインナー使いするこなし方はいかがでしょう? 保温性も確保しつつ、装いは春。いい塩梅に気分の変化をもたらしてくれます。
今回は、そんな気分を満たしてくれるシャツを4着ピックアップ。アウターとしてはもちろん、ボタンを一番上まできっちり閉めても佇まいは今風。参考にどうぞ。
ただデカいだけじゃあ、ありません
〈ユナイタス〉からはボディもアームホールも大きく作られたストライプシャツを。それも、ただデカいだけじゃないのがポイントです。
ドロップショルダーでボックスシルエット、それに何と言っても、大きいシルエットに対する小さなボタンがなんとも小気味いい。ブルーのストライプシャツゆえ、その使い勝手は無限大です。
ブルックスもデカめが気分
「シャツはブルックスに限る」なんて方もいるほど、ここのシャツはやはり名品です。そこに〈エディフィス〉が気分の別注したのがこちら。
ノンアイロン仕様はスリムフィットのみのところ、着丈が長く、身頃がゆったりとしたマディンソンフィットをチョイス。さらに驚くべきは、XS〜XXLのサイズ展開(!)。思い切ってXL以上を選んで、ブランドイメージを裏切る着方を楽しみましょう。
春に似合うのはこんな色
〈ジャーナルスタンダード〉が提案するのはイタリアが誇る老舗シャツ生地ブランド、〈モンティ〉の生地を使用した1着。形は、身幅・袖幅太めのバルーンシルエット。
ストライプだけで4種類も展開されていますが、中でもこの春選びたいのはピンクストライプです。パンツはベージュのチノや、今っぽくカーキのカーゴパンツなんかと合わせたい。
サイズもディテールもアウター向き
〈ベドウィン〉の定番シャツが、ゆったりしたシルエットにアップデート。胸のテープはデザインアクセントのみ機能し、実はポケットではないのがミソ。代わりに、両脇にファスナー付きのポケットが付き利便性を向上させています。
サイジングといい、ポケットといい、シャツアウターにはぴったり。色や柄の違うシャツをインして着るなんていう着こなしも面白そう。
あとがき
手持ちのシャツを全部大きいサイズにする必要はありませんが、1、2枚持っておくと、いつものコーディネートも新鮮に楽しめます。ビッグサイズは若者だけの特権にあらず。ぜひこの春トライしてみてください。
FACY