同じように、安く済ませたいからと、自主学習のクセがついていないお子さんに、いきなり通信講座や映像講座などの自宅学習をしろといっても、効果は出にくいでしょう。
せっかくお金を払うのであれば「価格」だけで決めるのではなく、お子さんに合った方法を選びたいものです。
まとめにかえて
いかがでしたか?「平均値」の低さにほっとしたものの、実際にかかる金額をシミュレーションすると「いや、やっぱり意外に高いかも」と感じた方も多いかもしれませんね。
「高い塾代を払えば、合格する可能性が上がる」と思い、子どもの受験が「課金ゲーム」化してしまう親もいるようです。高額な月謝が、知らぬ間に親の安心料になっている場合も。
対費用効果を考え、お子さんのタイプと親のフトコロ具合の折り合いをつけながら、よりよい方法を探していきたいですね。
【参考URL】
『平成30年度子供の学習費調査の結果について』文部科学省
(※)「補助学習費」とは『平成30年度子供の学習費調査の結果について(p14)』文部科学省
LIMO編集部