ご参考までに、知名度高めの予備校について、インターネットで公開されている授業料等の情報をピックアップしてみました。
<高校3年生が受講する場合>
- A予備校
・学期+講習会パック
(夏期講習、冬期講習ほか年間の授業がすべてセットになったパックプラン)…1講座につき約12万円
・フリーのプラン(年間に行われる講座の中から60コマ分を選択できるプラン)…約60万円(年間定額制)
- B予備校
・科目別クラス授業、個別指導について全29回分。(テキスト代込み、諸経費別)
週1コマ受講…約12万円
週5コマ受講…約48万円
週10コマ受講…約65万円(週7コマ以上は20%割引)
予備校の場合、学校の長期休みにはレギュラー授業は休みとなり、「夏期講習」「冬期講習」などの特別授業が行われることがほとんど。例に挙げたA予備校は、この料金を含んでの金額となっていますが、多くの予備校の場合、特別授業は別料金となります。
また、学習の到達度を確認するために、定期的な模擬試験の受験が必須となる場合が多いです。基本的なものならば受講料に含まれていることもありますが、志望大学別やレベル別の模試のような、全員が受けるとは限らないものは、別料金となると思っておいたほうがよいでしょう。
こうしてみると、週1程度の受講であればほぼ平均値に近い金額となりますが、「毎日通う」「複数教科を受講する」などの場合、思いのほかお金がかかる…ということがわかります。
(代々木ゼミナールや四谷学院の授業料を参考にさせていただきました)
お子さんにあったスタイルを
予備校や学習塾だけにスポットを当てて考えると、文部科学省の調査結果が現実とかけ離れた内容のようにも感じてしまう人もいらっしゃるかもしれません。