新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大が及ぼす経済的影響に対する警戒感から、株式市場は連日大きな値動きを見せています。
今までは高くてなかなか手が出なかった銘柄を、状況によっては買ってみようかと考えている方もいるかもしれません。
株の取引を始めるには証券会社の口座を開かなくてはなりません。そして、これから株の取引を始めてみるという方には、ネット証券での口座開設を考えてみるのがおすすめです。
ネット証券なら、手数料も安く、ネット上で手続きが済むので、忙しい人でも口座を開設するハードルが低いのです。
具体的にネット口座を開くメリットについて見ていきましょう。
ネット証券の口座は取引手数料が安い
ネット証券で口座を開く最大のメリットは手数料の安さです。たとえば、総合証券会社の野村證券の店舗口座で取引をする際には、国内株式は約定代金20万円以下で取引手数料2860円がかかります。
一方、たとえばネット証券のSBI証券(スタンダードプラン)では、約定代金20万円までの取引では手数料税込115円です。手数料が1桁違うので、この効果は大きいのではないでしょうか。手数料が安いということは、それだけ利益を取りやすいということです。
また野村證券では、国内株式の取引手数料は、約定代金20万円以下の場合は一律2860円になりますので、5万円の株を買ったとしても手数料は2860円かかります。
SBI証券の場合は、手数料の区切りが細かく設定されているため、約定代金5万円までは税込55円、10万円まででは税込99円と、約定代金が小さければ小さいほど取引手数料も低くなります。(※2020年3月13日現在)
少額から取引を始めてみたいと思っている方には嬉しい料金設定ではないでしょうか。
ネット証券は口座開設もネットで完了
多くの場合、総合証券会社の店舗の口座を開設する際には、窓口に出向いて口座開設の手続きをすることになります。
一方、SBI証券をはじめとしたネット証券で口座開設をする場合には、ネット上で手続きのほとんどを完結させることができます。たとえば申し込み用紙に記入したり、規約の同意をしたりということがネット上から行えるのです。
また、本人確認書類を提出する必要がありますが、それらも写メやデジカメで撮影し、ネット上でアップロードする方法も取れます。
口座開設完了通知の受取りも、簡易書留またはメールでの受け取りを選択できるので、なかなか日中は自宅にいないという方も安心です。そして、口座開設完了通知を元にログインをすれば、もうその時点から取引を開始することができます。
ネット証券いえども郵便での書類のやり取りが面倒だ…と感じていた方も、これなら簡単に手続きができますね。
ネットバンキングにしておけば入金も楽々
次に大事になってくるのが投資資金の入金方法です。ネット証券の場合、投資資金を振り込むこともできれば、証券会社のATMカードを使って直接入金することもできます。
そして証券会社にもよりますが、多くのネット証券では、投資資金の振込手数料を負担してくれます。
ちょっとしたことですが、使用する銀行や振り込みの頻度によっては振込手数料がかさむ場合もあり、何より振込手数料がかかった分だけ、その分も上乗せして利益をとらなくてはプラスにはならないため、こういったサービスがあるのは嬉しいところです。
なかでもおすすめの入金方法は、事前に証券会社が提携している銀行でネットバンキング登録を済ませておき、ネットバンキングから操作することによって銀行口座から証券口座に入金をする方法です。
ネット上で入金手続きが完了するので、忙しい方でも夜のうちに手続きを済ませておくことができます。
また、設定や時間帯によってはリアルタイムで入金、そして即買い付けということもできるので、すぐにポジションを取りたいというときには便利です。
タイミングや相場がいいときには、すぐに買い増しをしたくなるもの。そんなときに、リアルタイムに資金を移動できれば絶好のチャンスも逃さずに取引できます。
まとめ
ネット証券では、スマホ用のアプリを提供しているところが多いため、常にスマホで取引の様子を手軽にチェックできるのもいいところです。ネット証券業界での競争も激化しているため、今後はさらに手数料が安くなるとも言われています。
いくつかのネット証券の口座を開けておいて、状況に合わせて機敏に取引を変えるというのも今後は検討してみてもいいかもしれません。
参考資料
株・投信初心者必見!証券口座開設を検討の方へおススメ証券会社3選 [PR]
「老後資金の準備が心配」
「預貯金を運用して安全に何とかお金を増やしたい」
「うまくお金を運用して、悠々自適に暮らしてFIREしたい」理由は様々ですが、株や投信で資産運用を始めたい!とお考えの方は多いと思います。
投資初心者だけど投資始めたい…でも不安…
- 「人生で投資などしたことなどないし…」
- 「口座開設が自分一人でできるか自信がない」
- 「どこの金融機関で始めたらよいのかよくわからない」
こうした疑問をお持ちの方は多いと思います。
株式投資や投資信託を始める証券口座開設で迷ったら、どうすればよいでしょうか。失敗しないコツは「実績があり、多くの投資家が始めている金融機関」を選択するのが安心です。
口座開設だけであれば無料なので、気になっているのであればぜひ口座開設から始めましょう。今回は日本を代表する、投資初心者である個人投資家の間で人気の証券会社を3社ご紹介します。
楽天証券「今や新規開設No.1のネット証券」
ご存じ楽天グループの証券会社。
2021年の総合口座、NISA、iDeCoの新規口座開設はNo.1!
現在、日本で最も勢いのあるネット証券といえます。SBI証券「日本のネット証券の価格リーダー」
今や日本を代表する証券会社となったSBI証券。 ネット証券の歴史を見れば取引手数料引き下げの最大の功労者。
個人投資家の味方です。
SBI証券に口座を持っていれば様々な環境の変化があっても取引手数料では安心感あり。マネックス証券「銘柄探しができる機能が使える」
ゴールドマン・サックス証券出身の松本大氏が創業。
有力な銘柄を検索できる「銘柄スカウター」が無料で使える!
米国株の品ぞろえは豊富。株や投信で投資を始めるなら早いほうがいい
ネット証券の比較いかがでしたでしょうか。
「たった3社の選択肢でも決められない!」という方もいるかもしれません。
いずれにせよ、思い立ったが吉日!
まだ証券口座を開設していないという方はこの機会に口座開設から始めてはいかがでしょうか。
口座開設は無料です。参考プレスリリース
- 楽天証券「楽天証券、NISA・iDeCo 2021年新規口座開設が業界最多に!」2022年3月30日
制作:株式会社モニクルリサーチ
LIMO編集部