その後、H子さんが取った行動はというと…。分からないことは担任の先生に直接連絡して詳細を聞いたそう。またPTA関連の情報は、同じクラスの他の保護者に勇気を出してたずねたり、PTAから配付されたお便りを熟読するなどして情報を集め、なんとか事なきを得たようです。
授業参観でいつも “ぼっち”なのが苦痛
S恵さんは小学生の男の子のママです。子どももS恵さんも消極的なタイプということもあり、子どもにはあまり友だちがおらず、当然ママ同士の付き合いもほとんどなく…。
「授業参観に行ったとき目にしたのが、仲良しグループで固まって世間話をしているママたちの姿。楽しそうだなと思う反面、とても割って入る根性はなく…。ちょっとうらやましいと思いつつ、そんな光景ばかりが目に入ってしまって、「授業参観の日が苦痛」と思ったことも」
しかし、しばらくしてS恵さんは、授業参観の本来の目的に気づきます。
「当たり前なんですけど、授業参観って子どもの様子を見学するために来ているのであって、ママ同士のおしゃべりの場ではないんですよね。ママ同士のコミュニケーションは大切ですが、子どもそっちのけでおしゃべりばかりしているのは違う、ということに気づきました」