・いくらかの現金
・本人確認書類(またはそのコピー)
・取引している金融機関リスト

現金は小銭を多めにしておくのがポイントです。被災初期の段階ではお釣りがもらえないこともあり、また子どもに持たせるなど分けて持ちやすいためです。

本人確認書類を入れておくのは、預金の引き出しのためです。運転免許証などの本人確認書類があると、地震の混乱のなかでも比較的スムーズに手続きを進められます。濡れないようにビニール袋などに入れたり、データにしてスマホに入れたりしておくとさらに安心ですね。

取引している金融機関のリストも用意しておきましょう。普段から家計簿ソフトを使っていれば、登録金融機関一覧をプリントアウトしておくのも手です。

防災のためにできることはたくさんある

東日本大震災から9年経ち、あの時の記憶が少しずつ薄れていっている人もいるのではないでしょうか?「災害は忘れた頃にやってくる」という言葉がある通り、災害はいつ起こるか分かりません。そのため、日ごろから定期的に自分自身の防災意識を新たにする必要があります。そして防災のためにできることは、まだまだたくさんあります。準備の大切さに気付いたのなら遅くありません。今からでも防災対策に取り組んでみましょう。

LIMO編集部