まず懐中電灯は、すぐに手にとれる場所に置いておきましょう。停電で暗くなってから探すのはとても大変です。ベッドの近くなど、夜間を過ごす場所に置いておくのがおすすめです。
また充電式の懐中電灯の場合は点検が欠かせません。いざ使おうと思ったときに「全く充電されていなかった……」といったことは笑えませんよね。充電式のものは定期的に充電量をチェックして、いつでも使えるようにしておきましょう。
ちなみに、太陽に当てておくだけで充電できる「ソーラー式の懐中電灯」は震災時に重宝します。手回し式の懐中電灯も便利ですが、力のない高齢者や子どもは使いにくさを感じることも。ソーラー式は誰でも簡単に使えるので、検討してみましょう。
二次災害対策も抜かりなく
地震が来たときのための準備の必要性は叫ばれていますが、「二次災害対策」も欠かせません。「地震で怖いのは、揺れよりも二次災害のほうだった」と語る被災者も少なくないのです。
二次災害対策としては、以下が有効です。
執筆者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。