まず懐中電灯は、すぐに手にとれる場所に置いておきましょう。停電で暗くなってから探すのはとても大変です。ベッドの近くなど、夜間を過ごす場所に置いておくのがおすすめです。

また充電式の懐中電灯の場合は点検が欠かせません。いざ使おうと思ったときに「全く充電されていなかった……」といったことは笑えませんよね。充電式のものは定期的に充電量をチェックして、いつでも使えるようにしておきましょう。

ちなみに、太陽に当てておくだけで充電できる「ソーラー式の懐中電灯」は震災時に重宝します。手回し式の懐中電灯も便利ですが、力のない高齢者や子どもは使いにくさを感じることも。ソーラー式は誰でも簡単に使えるので、検討してみましょう。

二次災害対策も抜かりなく

地震が来たときのための準備の必要性は叫ばれていますが、「二次災害対策」も欠かせません。「地震で怖いのは、揺れよりも二次災害のほうだった」と語る被災者も少なくないのです。

二次災害対策としては、以下が有効です。