英EU離脱リスクに揺れ動く株式市場
14日の日経平均株価の終値は、160円18銭安の1万5,859円となりました。およそ2か月ぶりの安値水準です。昨日に引き続き、英国のEU離脱の賛否を問う国民投票への警戒感から幅広い銘柄が売られ、ほぼ全面安の展開となりました。東証一部の売買代金も1兆9,892億円と、2営業日連続で活況と言われる2兆円を割りこみました。
英国のEU離脱リスクを避ける姿勢を強まっているほか、米国と日本それぞれで今週開かれる金融政策を決める会合の内容を見定めようという動きが広がっているようです。
ソニーが銀座につくる広場はなぜ期間限定?
6月13日、ソニー(6758)は「銀座ソニーパークプロジェクト」を発表しました。東京・銀座のソニービルをリニューアルし「ソニーの新しい情報発信基地」として生まれ変わらせる、という内容です。
ソニービルは1966年に開業。以来ショールームとして50年にわたり「ウォークマン」やブラウン管テレビなど、時代を象徴する製品を紹介する役目を果たしてきました。
今後、ソニービルは2017年3月末に閉館し、取り壊されることになります。そして、この跡地は2018年から2020年まで音楽やスポーツイベント、バプリックビューイングなど幅広いイベントに利用できる「銀座ソニーパーク」として活用されます。2020年秋からは新ビルの建設を開始し、2022年秋の開業が予定されています。
投信1編集部の調べによると、ソニービルの開業が1966年になったのは、前回の東京オリンピックと工事期間が重なり、基礎工事が遅れたためのようです。推測の域を出ませんが、今回すぐに新ビルの着工せず広場をつくる理由には、こうしたことも関係あるのかもしれません。
まとめ
今日も1日お疲れさまででした。英国のEU離脱は引き続き投票日まで目が離せませんね。また、ソニーのオリンピックの歴史にまつわる話は様々な想像をかきたたせてくれますね。
投信1(トウシンワン)編集部が選んだ今日の注目ニュースを、今後も編集部や個人投資家向け金融経済メディアLongine(ロンジン)のアナリストのコメントとともにお伝えしていきます。読者のみなさまの情報収集の一助になれば幸いです。
LIMO編集部