液晶パネル価格が反転上昇中〜ただし新型コロナウイルスの影響で今後に不透明感も 2020.03.10 00:00 公開 執筆者津村 明宏 TFT液晶パネルの価格が上昇に転じている。なかでも、これまで過去最低を更新し続けてきたテレビ用は、2019年11月を底値として上昇に転じ、最も汎用的なサイズである32インチは20年2月に前月比15%も値上がりした。19年はパネル価格の急激な値下がりで大半の液晶パネルメーカーが赤字に転落したが、このまま価格の上昇が続けば、メーカー各社の収益改善に大きく寄与しそうだ。 記事の続きを読む 画像と一緒に記事を読む 関連記事 守勢に陥るパナソニック~攻め手を欠く事業戦略の危うさ パナソニックは2019年11月、赤字続きで課題事業に位置づけていた半導体事業を20年6月に台湾の半導体メーカー、ヌヴォトンに売却するとともに、液晶の生産を21年に終息して撤退することを明らかにした。また、20年2月初頭に発表した19年度第3四半期決算では、同じく収益化が問題になっていた北米のテスラ向け車載用円筒形電池事業が黒字転換したことを公表した。 新型コロナの裏でロボットが活躍 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が広がり続けるなか、感染拡大を防止する措置として大型のイベントなどが相次いで中止となり、観光業をはじめ、外食業、商業施設、交通など幅広い領域に影響が出ている。また、米アップルが2020年1~3月期の売上高予想として示していた630億~670億ドルが未達になると発表するなど、エレクトロニクス業界にも大きな影響を与えている。そのなかで、新型コロナウイルスの感染拡大防止ならびに経済損失を低減するためにロボットを活用した取り組みが増えつつある。 アドバンテスト、Essai買収の狙いは「インテルとの関係強化」 半導体テスター大手のアドバンテストが2020年1月、米国に本社を構えるEssai社を買収した。アドバンテストは近年、事業の裾野を広げるためのM&Aを積極的に行っており、今回のEssai買収もその一環と見られている。アドバンテストだけでなく、半導体テスト業界では近年、企業買収が相次いでいる。スケールメリットの追求だけでなく、需要サイクルの異なるものを手中に収めることで、事業のボラティリティー(変動性)を抑える狙いがある。 5Gスマホ、アンテナに商機あり ミリ波対応で「AiP」必須に ソニー半導体が日本を引っ張る時代がやってきた 2兆円を超える投資で他デバイスにも好影響 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #パネル