また、ハイテク株の一角に対する買戻しも続き、ソニー(6758)や日本電産(6594)が値を上げ、日立製作所(6501)は+4%超高まで上昇しています。

その他では、先日発表した大型買収案件による財務体質悪化懸念が燻るセブン&アイ・ホールディングス(3382)が取引時間中に連日の昨年来安値更新となりましたが、その後に買い戻されて終値は大幅高になったのが目を引きました。

一方、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など銀行株が引き続き売られ、りそなホールディングス(8308)と三井住友フィナンシャルグループ(8316)が昨年来安値を更新しました。

また、機械株の一角にも断続的な売りが入り、クボタ(6326)、ジェイテクト(6473)、オークマ(6103)などが昨年来安値更新となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、前日に続き医療バイオ関連株が物色され、アンジェス(4563)がストップ高となり、ブライトパス・バイオ(4594)も続伸しました。一方、前日にストップ高のオンコリスバイオファーマ(4588)は急反落となっています。

葛西 裕一