夜出かけるということで、夫に子どもたち2人の寝かしつけをお願いして出かけることも最初は躊躇(ちゅうちょ)しましたが、意外と子どもも夫も慣れるものです。母親しか寝かしつけはできないと自分で決めつけていただけで、子どもは臨機応変に対応できます。

そして、夫にも育児参加してもらえる良いチャンス。育児に対する自信が持てるようになると思います。夫に頼むことが難しいのであれば、たとえ月に1度でもベビーシッターサービスや一時保育を使ってみるのも選択肢の一つです。

たしかにお金はかかりますが、自分が自由に使える時間ができるというのは精神の健康を保つ上でとても価値があることに思えます。母親がご機嫌に過ごすことが家庭では一番大切なので、無理をしすぎる前にこのようなサービスを頼ることを検討してみてください。

おわりに

子どもは自分の思うように動かないもの。そんな子どもを一日中相手にしていたらイライラするのも無理はありません。母親はついつい「自分しか子どもの面倒は見られない」と構えてしまいがちですが、母親だってたまには育児のことを忘れて自分だけの時間を楽しんでも良いのです。

特に「最近余裕がないな」と感じていると、子どもにもキツく当たってしまうなど、悪い方向に向かってしまうので、早めにその状況を抜け出すことが大切です。子どもが安全に過ごせる環境をつくっておけば、少しだけ離れることに罪悪感を感じる必要はありません。自分の時間を意識的に作りリフレッシュしていきましょう。

勝目 麻希