こうした特徴はネガティブな面ばかりとも言えません。ゆとり世代の傾向を掴んで的確な指示ができれば、一緒に働きやすくなるのではないでしょうか。

たとえば、「努力すれば仕事は取れる!」などと言った精神論での指示ではなく、その仕事の意義や、その仕事を通して何を得られるかを説明した方が本人もきちんと腹落ちして、積極的に動いてくれることもあるでしょう。

また、強く注意されると立ち直りまでに時間がかかるので、注意した後も細やかなフォローをして信頼関係を構築することが大切と言えるでしょう。

仕事ができない人にイライラ

仕事ができない人に対して苦手意識を持つこともあるでしょう。しかし、仕事できない人をそのままにしておくと、そのフォローのために周囲にしわ寄せが来てしまいます。そうしたストレスを増やさないためにはどうすれば良いのでしょうか。

仕事ができない人は誰にも相談できずに悩んでいる可能性もあります。本当は仕事の進め方が分からないけれど、人に聞くことが苦手という場合もあるでしょう。こうした人に対して「できないならさっさと聞いてよ!」とイライラした態度で接するのは逆効果です。

それよりもこちらから歩み寄り、できないことを解決する方法を一緒に考えた方が仕事の効率は良くなるのではないでしょうか。それによって部署としての実績アップができればなおいいですね。