離婚を選択した人
「子どもが一人前になるまではと我慢し続け、高校卒業で就職したのを機に、思い切って離婚。子どもを判断の中心にしたことで家庭内別居に耐えることもできたし、別れるときにも迷いなく決断できた。子どもも理解をしてくれた」(R.H 46歳)
子どもなど自分にとってかけがえのない存在を心の支えとして、機が熟すまで待ったという事例は少なくないようです。また、離婚のタイミングを定めたらそれに向けて貯蓄をしたり、手に職をつけるスクールに通ったり、と経済的な準備をする人もいます。
離婚を目指す場合、「別れる」ことが最終目的ではなく「別れてからの生活」を視野に入れる必要があるでしょう。
修復を選択した人
「結婚記念日に夫ともう一度本音で語り合った。お互いの心をぶちまけ合って、なんとか修復の方向へ」(T.N 34歳)
「修復」派の場合、「徹底的に話し合う」という意見が多く、現状打破のために努力する前向きな姿勢がうかがえます。また、「親の介護で夫婦間の協力が必要になった」というケースもあり、夫婦が連携せざるを得ない事象を利用して修復を図るという手段も有効なようです。
あなたの人生はあなたが主導権を持っている
夫婦間がうまくいかなくなると、心身共につらいですよね。あれこれ悩んで壁に突き当たってしまうこともあるでしょう。あなたが判断に迷ってしまったときの一策として、最終的には「どうしたら自分が幸せだと感じられるか」を基準に選択してもよいかもしれません。
誰のものでもない、たった一度のあなたの人生です。時には周囲に相談したり頼ったりしながらゆっくりと前進してくださいね。
WANNAGROWライターズ