1. 家事・育児への意識の違い
「風邪で熱があった私に夫が“早くメシ作って”と。私はあなたの何?」(R.I 38歳)
「子どもがイジメに遭い、夫に相談したら“お前がしっかりしろよ”といわれた。あなたも親でしょう、といいたい」(S.S 36歳)
夫婦には協力が必要なのに、思いやりのない言動や面倒なことを押し付けようとする態度は亀裂のもとになりかねません。
2. 大変なとき側にいてくれなかった
「第一子を妊娠中、家に帰らないことも…。私は不安な精神状態の中で家事や仕事に必死だったのに、許せない」(T.K 33歳)
大変なとき側にいてもらえなかった場合、「今、何をしてるんだろう?」「嘘ついている?」「私のことが面倒くさい?」など、色々勘ぐってしまうことも。夫の思いやりのなさや勝手な行動が、妻への精神的苦痛につながることも大きいようです。
3. モラハラをされるようになった
「パートで働きたいといった私に、“お前には無理”と夫は却下。いつも私はバカにされ、爆発寸前」(Y.T 45歳)
モラハラ人間は、裏を返せば「自分に自信がないから相手を先制攻撃して安心したい」という心理であることも多く、矛先を向けられた側としてはたまりませんよね。
4. お互いへの関心がなくなる
「結婚を機に、恋愛から現実的な生活へ。セックスレスになり、“ただ一緒にいるだけ”の関係」(F.J 38歳)
時の経過とともにトキメキが薄れていくのは否めませんが、そこに“安らぎ”を見出すのか、“空虚”を感じてしまうのかが分かれ道なのかもしれませんね。
5. 会話レス化
「もともと口下手な2人。教育や家計について意見が違っても議論するのがイヤで自然と会話も減った」(T.T 31歳)
SNSなどの文字コミュニケーションが進化していますが、やはり大切なことは面と向かって話し合うことができないと、それがすれ違いの大きな原因となることもあるようです。
「メリットもあればデメリットもある」家庭内別居の実情
安易に別れられないからこそ家庭内別居という選択肢が出てくるわけですが、これにはメリットもデメリットもあるようです。