卒婚は老後資金の心配も少ない

先ほどの調査では、定年退職後に「離婚したい」と考えたことがある人は、子どもがいる既婚男性19.6%、子どもがいない既婚男性11.1%、子どもがいる既婚女性28.1%、子どもがいない既婚女性13.3%という結果でした。

しかし、実際に行動に移すのは勇気がいるものです。離婚後に年金分割できたとしても、一人暮らしをするのであれば老後資金が十分に確保できない不安が残ります。

別々の家を用意することになればその分の費用もかかります。もし、「お互い自分の人生を楽しみたい」という程度なら、卒婚の方が経済的には安心と言えそうです。

卒婚の事前準備とルール決めはどうする?

卒婚は、それぞれに収入があり、家事分担などもできていた夫婦ならスムーズに進めやすいでしょう。

しかし、料理や掃除などを妻に任せきりにしていた夫は、卒婚後は家事に困ることになりそうですし、妻が専業主婦だった場合は生活費を十分にもらえなくなる可能性もあり注意が必要です。

夫側は、料理や掃除に自信がないのであれば卒婚前に練習をする必要がありますし、身の回りの事を妻に任せきりにしていたのであれば大切なものの所在や事務手続きの方法をきちんと確認しておくことが大切です。

「どうしてもできない」ということであれば家事代行サービスを依頼するなどの準備をしておいた方が良いかもしれません。