・「私は母から『ブスなんだから勉強くらいちゃんとしなさい』といわれて育ちました。お友達と同じことをして、私だけが親に叱られたりした際に『でも〇ちゃんもやっていた』なんていうと『〇ちゃんはかわいいからいいの!』なんていわれるのは日常茶飯事。昔ドラマであった自分の顔がイグアナに見える女の子の話も、なんだか分かる気すらしていました。自分はブスだと思いながら生きることはいろんなことを消極的にさせると思います。当然、男性に告白なんて一度もしたことはありません」
・「うちの親は『うちの子は世界で一番かわいい』といって私と兄を育てました。私もその言葉を信じ、自分はかわいいんだと思って疑いませんでした。しかし、中学生になったある日。雑誌で女性の平均体重を見て『え?!私って太ってる?!』と気が付きました。急いで母に確認すると、笑顔で『わー気づいちゃったね。でもやっぱりかわいいと思うから大丈夫よ』なんて言われ。この年まで自分の容姿に疑問も持たずにこれたのは親のおかげだったんだろうなと思いました」
親の発言で対照的に育った二人。みなさんはどちらの人生を送りたいと思いますか。
対比されて育った影響
また、大人になってもすぐに「自分は人より幸せか」「あの人より私の方が上」などとマウントを取ってしまう人は、自分が幼い頃から親に比べられて育った影響がある可能性も。