・「せっかくやってくれているのだから、文句は言わず感謝だけしておこうと思っていました。しかし、それを続けていくことは私の負担が増えるばかり。時間も労力ももったいないと思い、やんわり夫に希望のやり方を伝えました。すると夫は不機嫌に。かなりオブラートに包んでいったにもかかわらず『お前は神経質だ』としばらく口を聞いてくれませんでした。以来、夫は手伝いを止めてしまいました」
・「友人から家事のやり方を注意して喧嘩になったという話を聞いていたので、私なりの家事のやりやすさについて夫に話をしました。夫はどうしても単発になりがちなため、毎日続く家事の効率さまで考えることはできません。そこは経験値の違いで仕方ないという話しあいをした結果、無駄のない作業についてレクチャーして欲しいということに。私も完ぺきではありませんが、自分が動きやすかった経験を一つずつまとめ説明していくと夫も理解してくれました。面倒だと思っても、ひとつひとつ話すことが大切だと実感しました」
・「夫の家事音痴はもはや手の施しようがありません。嫌な態度をされてまで手伝ってもらうくらいなら一人でやった方がマシ。でも、私のような思いをする女性がこれ以上増えてほしくないので、息子には『どうすれば女性が喜ぶか』といったことを理解させながら家事を教え込んでいます。未来の奥さんの役にたってくれるといいのですが」
夫婦の関係性や夫の性格にもよりますが、上手に説明し妻のストレスがなくなる希望があるようならばおもいきって伝えることも有効のよう。未来の妻のために息子に教育を、というのもある種前向きな判断かもしれません。
まとめ
「夫が手伝ってくれる」と聞くと、周囲は決まって羨ましがったり褒めてくれたりします。しかし、共働き家庭などが増えた昨今の状況を見ると、家事や育児を「手伝う」という感覚すらイライラするという女性も中にはいるようです。ついつい「自分が頑張らなければ」と無理をしてしまう女性たち。しかし、その責任は一人だけのものなのでしょうか。
共に暮らすパートナーが快適に過ごすために本当に必要な動きは何か。夫婦で本音を話し合えるといいですね。
LIMO編集部