「義母は温和な性格で、何をいっても否定的なことはいわない。とにかく、めちゃくちゃ良い人なんです。」この話を聞くと、なにも問題はなさそうに感じますが「それが問題」なのだと、Mさんはいいます。義母は【良い人と思われるためなら手段を選ばない】注意人物だったのです…。
「夫の家系は、代々妊娠・出産に何も問題がなかったそうです。義母は、病院に向かうタクシーを待つあいだに義父の夕飯を準備した、という逸話の持ち主。その点、私は妊娠初期からトラブル続きで、妊娠中は寝てばかりでした。」今回の問題は、Mさんが2人目を妊娠していたときに起こったのだそう。
「夫の祖母が亡くなったんです。夫は葬儀に参列することになるのですが、切迫早産で自宅安静中の私は、出席するべきか悩んでいました。小さな子どももいて、体調的にはしんどいですけど、出ないわけにはいかないかな…と考えていたんです。」そんなときに、義母が優しく声をかけてくれたのだといいます。
義母の「ゆっくりしていいのよ」を真に受けたら
「義母から『無理することはないのよ。ゆっくり休んでいて』といわれました。私もギリギリまで悩みましたが、夫の『安静にしている方が安心だから』という一言で、家で待機することに決めました。……まさか、これが問題になるとは思いませんでした。」