当日は夫に任せ、自宅で上の子どもと休んでいたというMさん。葬儀も無事におわり、義母にお礼の電話を入れたといいます。「そのときには、なにもいわれませんでした…」と悔しそうに、話を続けました。

葬儀には出られなかったMさんも、無事に2人目を出産し、一周忌の集まりには参加したそうです。「でも、なんとなく居心地が悪く感じました。アウェーな雰囲気がして…嫁だからこんなものか、なんて深く考えていなかったんですけど。あまり面識のない義叔母にまで、ことあるごとに『これだから常識のない嫁は』って責められると、なんでここまでいわれなきゃならないの?と凹みました。」

そこでも、すかさずフォローする義母に救われたというMさん。「私が影で落ち込んでいると、義母は『そんなことないよ』『気にしなくていいよ』とフォローしてくれたんです。優しいですよね。でも、このあと裏の顔がわかりました…。」

親戚中から「常識のない嫁」認定 

しかし、親戚が「勝手に葬儀を休むなんて」「常識がない」と責めるなかで、徐々に問題は義母であることがわかったといいます。