こういう人と遭遇すると、その神経の図太さに驚きます。ただ、自分でやらないこのタイプはボロを出すことも多いもの。そのため、いつかはその姑息な手がバレます。それに、見ている人はちゃんと見ています。

上司がやさしく、明るい職場だった

続いて、「この会社に入ってよかったと思う瞬間」についてです。

広告代理店で働く2年目のCさんは、「毎日と言っていいほど、この会社でよかったとしみじみ思う」と笑顔で話します。

「配属先に恵まれたというか、今の部署はまず部長が穏やかでサッパリしていて、仕事はデキるし決断力もあって指示も的確。上層部には好かれているし、でもなんだか放っておけないような、40歳の男性なのにかわいらしい感じ」なのだそう。

「部下に仕事を頼むときにも『ありがとう、忙しいのにごめんね~』って言ってくれるし、仕事が終わって確認をお願いすると『やるね~!めちゃくちゃいいね~!』と褒めてくれる。そのあとで、『コレはこうしたほうが見栄えがいいよ』とか『こうすると説得力が出るね!』と明るくアドバイスをくれるから、部署の雰囲気が常にいい」と笑います。

「この人のために頑張ろうと思わせてくれる上司ってそうそう出会えないと思うから、自分は本当に恵まれている」と語るCさん。部署のほかのメンバーもみんな部長に感化され、明るい雰囲気の中で仕事ができていると言います。こういう職場なら、ストレスを抱えることなく前向きな気持ちで仕事に取り組めそうです。