「『休みの間、その仕事は誰に任せるのか』と聞かれて、『誰に依頼すればいいですか?』と聞いたら『誰かと適当に調整して』と言われることも。新人の自分にとって頼む相手は先輩ばかりなので恐れ多いし、1日休むだけで4人の部長への申請とそれぞれの仕事の申し送りをするのが大変すぎて、心が折れそうだった」と話してくれました。

いきなり退職した4人の仕事を背負わされるばかりか、休みを取るのにもこんな状況では、会社をやめたくなるのも無理はありませんね。

「手柄は自分のもの、ミスは後輩のもの」にする先輩の存在

証券会社勤務のBさん。4年目ですが、憤りながら今の職場環境に不満を漏らします。

「最低な先輩がいる。もう30代半ばなのに、とにかくやることが姑息で子ども。『コレやっといて』と仕事を人に丸投げ。自分はタバコ室で携帯を触りながら一服。私がまとめた資料や作った企画書を、あたかも自分が作ったかのように部長や役員に説明する」と憤慨します。

「『コレ、まとめてみたんですけど~』って話し出すから、その先輩がやったように見えるし、部長や役員もそれに騙されているのが本当に悔しい。でも、ミスや失敗があると『コレは〇〇さんがまとめてくれたんですけど、数字が間違ってるんで自分が直しておきますよ』と、ミスは後輩の名前を挙げて部長に説明。どれだけ性格が悪いのかと毎回あきれる」と言います。