このような場合の多くは、夫が「いかに今、家計が大変な状況であるか」を知らずにいる場合が多いといえます。妻に家計管理を任せているので、深く考えずに気軽に欲しい物を購入してしまう状況になるわけです。普段から定期的に家計簿を見せておくなど、家計管理は妻がしていたとしても、家計の共有ができている状態であることが重要だといえます。
また、家計の出費は家賃や住宅ローン、食費、日用品だけにとどまらず、多くの出費があることも知ってもらっておきましょう。例えば、子どもが幼稚園で発表会をしたら写真代が必要になる、学校からの集金があるなど、夫の把握していないところでも支出が数多くあるので、家計に余裕はないのだということを把握してもらうのです。自分の家計の状況を知れば、「俺の稼ぎで買い物をして何が悪い!」という夫の勝手ともいえる言い分もなくなることでしょう。
収入が低い彼氏や夫との生活には工夫が必要
収入が低ければ、それに見合った生活をしなくてはいけません。しかし、収入が多ければ幸せかといえば、そうとは限らないのです。収入が低い夫との生活を幸せに感じている妻が多いのも事実だからです。結婚前の女性にも結婚後の女性にも言えることは、お金をかけることばかりが幸せではないということです。「いかに費用を抑えつつ楽しめるか」を意識して生活することで、充実した毎日を送っている夫婦は、世の中にたくさんいます。
LIMO編集部