寒さが一段と厳しくなる時期。光熱費の上昇や生活費の増加に頭を悩ませるシニア世帯も少なくありません。

こうしたなか、2月の年金支給日には、所得が一定基準以下の方を対象にした支援金が年金とあわせて振り込まれる予定です。

ただし、この支援を受けるためには申請が必要で、期限を過ぎるとさかのぼって受け取れない場合もあります。

慌ただしい時期だからこそ、忘れずに確認しておきたい制度と手続きについて解説します。

1. 「年金生活者支援給付金制度」とは?

「年金生活者支援給付金」は、公的年金を受給している人のうち、所得が一定基準以下の世帯に対して支給される国の給付金制度です。

物価上昇などによって生活が厳しくなっている高齢者を支援する目的で、2019年10月の消費税率引き上げにあわせて創設されました。

この給付金は、公的年金に上乗せして支給される仕組みのため、対象となれば通常の年金振込日に年金と上乗せして受け取れます。

ただし、すべての年金受給者が対象ではありません。給付を受けるには、前年所得や世帯構成などの条件を満たす必要があります。

また、原則として本人による申請が必要であり、申請していない場合は受給資格があっても支給されません。

そのため、該当する可能性がある方は、届いた請求書や案内通知を確認し、早めに手続きを行うことが大切です。