毎日スーパーへ買い物に行きがち
「お金を引き出す頻度」と同じく、「お金を使う頻度」も重要です。その日の夕飯と翌日の朝食やお弁当の材料を買うために1日に1回はスーパーへ買い物に行く、という人は、「お金をこまめに使い過ぎる」という、貯まらない人の典型的な行動パターンに陥ってしまっているかもしれません。
例に挙げたスーパーに限らず、日々買い物へ行く回数が多ければ多いほど、そのたびにお金を流出するリスクにさらされていることになります。もともと買うつもりのなかったセール品や特売品、気になる新商品などを手に取っているうちに、予定外の出費がかさんでしまいます。
もしも買い物へ行けない状況であれば、そのとき家にある材料で作れるレシピを考えたり、調べたりするはずです。
毎日買い物へ行くのがすっかり習慣になってしまっているという人は、週に1~2回ほどのまとめ買いスタイルに変えてみましょう。最近の冷蔵庫は性能も良く容量も大きいので、数日~1週間分の食材も十分に保管しておけるはずです。
まとめ買いをするためにはあらかじめ数日~1週間分のレシピを考えておかなければいけないので、毎日キッチンに立ってから「今日のメニューは何にしよう…」と考え込むこともなくなります。余裕がある日には翌日以降の分の下ごしらえを済ませてしまうこともできるので、日々の調理時間の短縮にもつながるでしょう。
あれもこれもと買い過ぎてしまう買い物の機会を減らして、節約はもちろん、毎日の献立を考える負担や料理を作る時間まで減らせる「まとめ買い」を、ぜひ実践してみてください。