春に向けて、そろそろ新年度の準備を始めようか…という今の時期は、家計の見直しをする良いタイミングです。日々節約のための工夫を重ねているのに、「なかなかお金が貯まらない」と感じている人は、お金にまつわる何気ない習慣に原因があるかもしれません。
今回は、そんな「貯まらない人あるある」なお金にまつわる習慣をご紹介しています。今の自分のお金との付き合い方を見直して、節約上手になるための参考にしてください。
お金を頻繁に引き出しがち
「つい最近、口座からお金を引き出したばかりなのに、いつの間にか財布が空っぽだった!」ということはありませんか?そんなときには、当然空のままの財布を持ち歩くわけにはいかないので、また銀行やコンビニのATMへお金を引き出しに行きます。
不定期にお金を引き出して、特に財布の中の残金を気にせず使い、空になりそうなタイミングでまた引き出しに行って…というサイクルを繰り返しているうちに、いつの間にか今度は口座のほうが空になっていた、なんてことにもなりかねません。この「お金を頻繁に引き出しがち」な癖こそ、「貯まらない人あるある」な習慣の一つです。
自分にも当てはまると感じた人は、思い切って、お金を引き出す日を「〇日に一度、月に〇回だけ」と決めてみましょう。望ましいのは「給料日にまとめて一度引き出して、予備日としてもう一度だけ、計2回」の形です。
給料日に引き出したお金は、毎日の食費や日用品費、自分のおこづかいなど用途ごとに分けて、個別の封筒や財布に入れておきます。そして、毎日その中から「今日使う分だけ」をメインの財布に移して持ち歩くと良いでしょう。
「お金はなくなったらその都度引き出す」という習慣を改めて、「自分で決めたタイミングでまとめて引き出し、そのなかでやりくりしながら計画的に使っていく」というメリハリを意識してみましょう。