・「旦那の妹はアウトドアが趣味。冬場などは毎週のようにスノーボードに出かけ、独身を謳歌しています。先日、派遣社員を今後も続けていくのか旦那が質問したところ『結婚も面倒くさいし、今さら正社員を目指す気もない。でもこの家には息子くんもいるし、年を取ったらみんなで暮らせばいいんじゃない?』と言われました。私たち夫婦は息子が成人したら二人で生きていこうと話し合っています。それなのに『あの子はこのうちの跡取りなんだし、私も同じ苗字なんだから』と笑いながら息子の世話になろうとする義妹。お年玉すら息子にくれたことのない人が、どこまで他人まかせな性格なんだとイライラしました」
・「姪っ子大好きな姉はプレゼントやパーティーが大好きです。『この子たちがいるから自分は独身でも平気』と口癖のように発言します。子供が小さかったときは私も娘たちも喜んでいたのですが、上の娘はまもなく中学生。『もうおばさん呼んでパーティーとかやらなくてよくない?』という娘の意見もわからなくありません。でも、姪っ子命な姉を突き放すのは心苦しくて…。『お腹を痛めず大切な存在ができた私はラッキー』と笑う姉に、卒業を言い渡すのが今から憂鬱です」
まとめ
自分たちにとって血を分けた兄弟とは、仲良くできるのであればそれに越したことはありません。しかし、結婚をして家庭を持つとその家には新たなルールが生まれるものです。
自分やパートナー、子供たちが違和感を覚えないのであれば、その関係は問題ないのかもしれません。しかし、望まない形で家庭内に入ってくるようであれば、それが揉め事の火種になってしまうことだってあります。周囲は「血のつながった兄弟」ということで仲良くすることや責任を簡単に押し付けます。そういった事態にならないように、不安があるときは一度きっちり話し合い、線引きしてみてもいいかもしれません。
佐渡 六花