牛丼「吉野家」の吉野家HD、業績好調は続くも株価は下落に転じる(2020年1月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は牛丼チェーン店「吉野家」他を運営する吉野家HD(9861)の2020年1月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年2月に更新された吉野家HDの2020年1月既存店売上高は、対前年同月比109.5%となりプラス成長。内訳は客数106.2%、客単価103.1%でした。

全店売上高も111.7%とプラス成長で、既存店・全店ともにプラス成長となっています。

続きを読む

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は2月決算)。

既存店売上高は、今期全ての月で対前年同月比でのプラス成長が継続しています。通期では107.5%と高い成長率を維持。特に下期が伸びており、下期は客数及び客単価も全ての月がプラスとなっています。

全店売上高も既存店同様に今期全ての月がプラス成長。通期では110.4%で、110%を超える高い成長を見せています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2018年以降、2,200-2,300円でフタがされた状態が続きました。しかし昨年9月後半から株価は大きな伸びを見せ、2020年1月10日には3,000円にタッチ。

しかしその後は下落に転じ、一時は2,500円を割れてしまいました。現在は2,500円台で取引されています。

今期は下期から店舗業績の好調と株価の上昇がセットで続きましたが、1月は株価の下落に見舞われました。店舗業績の好調を背景に、株価が再び上昇するのかが注目されます。

吉野家ホールディングスの過去1年の株価推移

拡大する

参考資料:吉野家月次推移(2019年度)

LIMO編集部

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。