ベジタリアンになったのは「動物がかわいそうだから」

筆者の友人であるイギリス人カップルは、日本に移住してきて約10年。筆者が運営していた英会話教室のネイティブ講師として派遣されてきたのが出会いのきっかけで、食事をする機会も頻繁にある間柄です。

彼らに招かれてホームパーティーを行ったことも数え切れないほどありますが、印象的だったのは、凛とした眼差しで「We don’t eat any meats. (私たちは肉を食べません!)」と宣言していたこと。

なぜ肉を食べないのか聞いてみると、友人カップルは口を揃えてこういいます。

動物がかわいそうでハンバーグなんて食べられない!」「牛や豚などの動物は、犬や猫と同じ。殺して食べるなんてあり得ない!」と…。

今までベジタリアンとは「肉や魚が嫌いなだけ」「ダイエットのため」「宗教上の都合」と考えていた筆者は、彼/彼女らの発言を聞いて衝撃を受けたものです。